働きながら独学で学び続ける時間管理術|週17時間を確保する方法

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「働きながら勉強したいけど、時間がない」「平日は疲れて何もできない」「休日は家事で終わってしまう」。フルタイムで働きながら学習を継続するのは、簡単ではありません。しかし、私は社労士として働きながら、週17時間の学習時間を確保し、プログラミング習得・社労士試験合格・R言語習得を達成しました。この記事では、その具体的な時間管理術、モチベーション維持の方法、そして挫折しそうになった時の対処法を詳しく解説します。

私の1週間のスケジュール

平日(月〜金)の1日

時間 活動 学習時間
5:30 - 7:00 朝活(学習) 1.5時間
7:00 - 8:00 朝食・準備 -
8:00 - 8:40 通勤(スマホ学習) 0.5時間
9:00 - 18:00 仕事(昼休み15分学習) 0.25時間
18:40 - 19:00 帰宅(スマホ学習) 0.25時間
19:00 - 20:00 夕食・休憩 -
20:00 - 20:30 夜学習(軽め) 0.5時間
20:30 - 22:30 自由時間・家事 -
22:30 - 5:30 睡眠(7時間) -
合計 3時間/日

休日(土日)の1日

  • 午前(9:00 - 12:00):集中学習 3時間
  • 午後(14:00 - 16:00):実践プロジェクト 2時間
  • 合計:5時間/日

週間学習時間の合計

平日: 3時間 × 5日 = 15時間
休日: 5時間 × 1日 = 5時間(土日のうち1日は完全休養)
--------------------------------------
合計: 20時間/週

ただし、これは理想値です。実際は週17時間程度が平均でした。

時間を確保する5つの戦略

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戦略1: 朝活が最強(平日1.5時間)

なぜ朝なのか?

  • 頭が冴えている:睡眠後は集中力が最も高い
  • 邪魔が入らない:メール、SNS、電話などの誘惑がない
  • 達成感がある:仕事前に1.5時間勉強できたという自信
  • 継続しやすい:夜は疲れて挫折しやすいが、朝は習慣化しやすい

朝活のコツ:

  • 前夜22:30に就寝(7時間睡眠確保)
  • アラームを遠くに置く(ベッドから出ないと止められない)
  • 起きたらすぐ顔を洗う(覚醒を促す)
  • コーヒーを淹れて、学習モードに入る
  • 「10分だけ」と決めて始める(気づいたら1.5時間経っている)

戦略2: 通勤時間を活用(平日0.75時間)

片道40分の通勤時間は、年間で約300時間になります。この時間を活用しない手はありません。

通勤時間でできること:

  • Progate、Udemyの動画学習
  • スマホアプリで一問一答(社労士試験、プログラミングクイズ)
  • 技術記事を読む(Qiita、Zenn、Medium)
  • Podcast で英語学習
  • 前日の復習(Notionのメモを見返す)

戦略3: 昼休みの15分を死守(平日0.25時間)

「昼休みは休憩」と思いがちですが、食後の15分だけ学習に充てます。

昼休み学習のルール:

  • 新しいことは学ばない(復習のみ)
  • 昨日学んだことを3問解く
  • 15分タイマーをセット(超えない)

戦略4: 夜は「軽め」にする(平日0.5時間)

夜は疲れているため、ハードな学習は避けます。「ちょっとだけやる」が継続の秘訣です。

夜にやること:

  • 朝学んだことの復習(10分)
  • 明日のタスク確認(5分)
  • 軽い読書(技術書の流し読み)

戦略5: 休日は「集中タイム」を確保(5時間)

休日の午前中は、最も集中できる時間です。カフェや図書館に行き、誘惑のない環境で学習します。

休日学習のコツ:

  • 9時にカフェに到着(朝一番は空いている)
  • 3時間集中(12時まで)
  • ランチ休憩
  • 午後は実践プロジェクト(アプリ作成など)

モチベーションを維持する方法

方法1: 「小さな成功体験」を積み重ねる

大きな目標(エンジニア転職、資格合格)だけだと、遠すぎて挫折します。毎日の小さな達成感が重要です。

  • 「今日はHTMLの基礎を1章読んだ」
  • 「問題を10問解いた」
  • 「朝活を5日連続できた」

方法2: 学習ログをつける

Notionやスプレッドシートに、毎日の学習内容と時間を記録します。

日付    | 学習内容                    | 時間
--------|----------------------------|------
1/1     | HTML基礎・第3章            | 1.5h
1/2     | CSS実践・ボックスモデル    | 2h
1/3     | JavaScript・変数と関数     | 1.5h

1ヶ月後に見返すと、「こんなに進んでいたんだ」という実感が湧きます。

方法3: SNSで発信する

Twitterで「#今日の積み上げ」をツイートします。

  • アウトプットで知識が定着
  • 仲間からの「いいね」でモチベーション向上
  • 継続の証拠が残る

方法4: 「やらない日」を作る

毎日完璧にやろうとすると、燃え尽きます。週に1日は完全休養日を設けます。

  • 日曜日は一切勉強しない
  • 趣味、家族との時間、リフレッシュ
  • 「休むことも学習の一部」と割り切る

挫折しそうになった時の対処法

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対処法1: 目標を下げる

「毎日3時間」が無理なら、「毎日10分」に下げます。ゼロにしないことが重要です。

対処法2: 学習内容を変える

プログラミングに飽きたら、データ分析に変える。技術書に飽きたら、動画学習に変える。

対処法3: 「なぜ学ぶのか」を思い出す

最初に立てた目標を見返します。

  • 「業務を効率化したい」
  • 「市場価値を上げたい」
  • 「自分のアイデアを形にしたい」

対処法4: 1週間休む

本当にきつい時は、思い切って1週間休みます。焦らず、また始めればOKです。

時間管理の「やってはいけない」3つ

NG 1: 完璧主義

「毎日3時間やらなきゃ」という強迫観念は、挫折の元です。「とりあえず10分」で十分です。

NG 2: SNSを見すぎる

「他の人はこんなに勉強してる」と比較すると、焦って疲れます。SNSは1日15分までと決めましょう。

NG 3: 睡眠を削る

睡眠不足は集中力を下げ、逆効果です。最低6時間、理想は7時間確保しましょう。

まとめ

働きながら学び続けるには、「時間管理」と「継続力」が不可欠です。このページのポイントをまとめます:

  • 学習時間:平日3時間、休日5時間、週17〜20時間
  • 5つの戦略:朝活、通勤時間、昼休み、夜軽め、休日集中
  • モチベーション:小さな成功体験、学習ログ、SNS発信、休養日
  • 挫折対処:目標を下げる、内容を変える、初心を思い出す、休む
  • NG行動:完璧主義、SNS過多、睡眠不足

時間は「作る」ものです。「時間がない」のではなく、「優先順位が低い」だけです。本気で学びたいなら、必ず時間は確保できます。応援しています!

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